これから日本で起こること

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今年の2月に出版された中原圭介氏の著書「これから日本で起こること」を読みました。

アベノミクスの本質は何なのか。アベノミクスは、我々国民に何をもたらすのかが非常に良く理解できました。

中原氏は経営の現場を知らない(主にリフレ派の)経済学者とは異なり、昔の経済学に縛られることなく、経営の現場やデータを直視して分析していますので、その主張は的を得ています。

また、過去の予測が、的確に現実のものとなってきているのに驚かされます。

氏の過去(アベノミクス前)からの主張は、日銀が大規模な量的緩和を行うと、以下の3点が起こるというものです。

①実質賃金は下がる可能性が高い

②格差が拡大する可能性が高い

③輸出は思うように増えない(いわゆる「Jカーブ効果」は経済学の机上の空論)

現在の状況は、まさにこの通りです。

なぜそうなるのか、そしてこれからの日本では何が起こるのかが書かれています。

アベノミクス相場の株高で潤った投資家も多いとは思いますが、その反面、一体今何が起きているのか、そして何が起ころうとしているのか。

投資家として、読んでおくべき一冊だと思います。

これから日本で起こること表紙

 

 

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トレードアイデア

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遅ればせながら拝読いたしました。JACK さんの新刊、百人百色の投資法の第2巻です。

今回も前回に負けず劣らず良かったです。

各投資分野のトレードアイデア集なのですが、株式投資部門では Avexfreak さんをはじめ9名の方々。FX は7名。不動産は、石原博光さんら4名の内容でした。

特に巻頭を飾っている Avexfreak さんの箇所は、非常に面白ったです。Avexfreak さんの講座(リンク)を受講した方や、メルマガを購読している方は必読の内容です。

また、個人的には不動産部門も面白かったです。林志英さんと星野陽子さんとは面識があったので、非常に興味深く拝見しました。不動産投資熱が沸々としてしまいました。

ともあれ実績のある20名もの投資家さん達のエッセンスを凝縮した本なので、コスパが素晴らしいのはもちろんですが、読み応えがありました。第3巻も楽しみです♪

百人百色の投資法2

 

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空売りの準備

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相場の急落があるたびに読み返す本があります。

ウィリアム・オニールの「空売り練習帖」です。

全体相場が天井をつける可能性が出てきた時は、空売りする機会が到来しないか、本を読み返して準備しています。

用心しなければならないポイントは、空売りの正しい時期を選ぶこと。強気相場ではなく、弱気相場になっていると考えられる時に限って、空売りをおこなうことです。流れに逆らわないことが重要なのです。

ひとたび弱気相場になった時の下落スピードは、それまでの上昇ペースをはるかに上回ります。正しくタイミングをつかめば、たった3か月で前年の弱気相場の1年間よりも大きな利益を得る可能性もあります。

現時点では全体相場が天井をつけたかどうかはわかりませんが、株価指数の値動きを注視しています。オニールの言うフォロースルーとディストリビューションに注目しています。

また同時に、2007年7月以降のサブプライムローン危機時の日経平均の日足チャートを精査しています。当時も7月から8月の夏場で大きく下落しました。結局この年が、前回の小泉相場の天井となりました。

2007年日経平均日足チャート

 

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日経マネーの取材

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日経マネーの取材を受けました。3か月前に発行された7月号以来、2度目です。今回は、ライターさんだけでなく、副編集長さんまで取材にいらしたのでビックリしました。

・7月の中国・ギリシャショックをどう切り抜けたか。どんな投資行動をとり、何を考えたのか。

・下半期の相場見通し、投資戦略

についての質問に答えました。

下半期の米国利上げ時の戦略、それと、私が危険シグナルとして日頃から注視している先導株について、具体的に銘柄名を挙げて2ページにわたり説明されています。

10月号は今日発売です。戦略もろもろ皆さまの参考になれば幸甚です。

日経マネー10月号表紙

 

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「学力」の経済学

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今日は本の紹介です。実は Avexfreak さんから教えて頂いた本なのですが、とても素晴らしい内容だったので、取り上げることにしました。

特に、こどもを持つ親、さらに言えば、小さいこども、就学前のお子さんを持つ親は読んでおくべき一冊です。

著者の教育経済学者の中室牧子氏は、この本の中で、科学的根拠を元に、親が抱く様々な素朴な疑問に答えています。

ゲームやテレビは子どもに悪影響なのか?

教育にはいつ投資すべきか?

勉強させるために、ご褒美で釣るのってどうなの?

などなど。

特に印象に残ったのは、子どもの褒め方。

テストの結果が良かった時に、「あなたは頭がいいのね」と子どものもともとの能力を褒めるやり方と、「あなたはよく頑張ったわね」と努力を褒めるやり方のどちらが効果的か?

答えは、努力を褒めるやり方。

テストの結果が悪かった時に、もともとの能力を褒められていた子どもは、「自分は才能がなかったからだ」と考え、その後の頑張りが少なくなる一方で、努力を褒められていた子どもは、「(能力の問題ではなく)自分の努力が足りないせいだ」と考えて、その後の頑張りにつながるということでした。

これを知っているだけでも、子どもの才能を伸ばすのに大きな差がでます。読む価値のある一冊でした。

学力の経済学 表紙

 

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マーケットの魔術師 株式編

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堅調な相場が続きますね。

さて、ジャック・シュワッガーの「マーケットの魔術師 株式編」を読みました。かの有名な「マーケットの魔術師」の続編で、株式トレーダーに焦点を当てた点が異なります。

このシリーズは素晴らしいので、投資をする上でのヒントがたくさん得られます。

この本の優れている点は、巻末にある「魔術師たちの金言65か条」。この本にはスチュアート・ウォ-ルトン、スティーブ・ワトソン、マーク・ミネルヴィニ、スティーブ・コーエンといった著名なトレーダーのインタビューが収録されていますが、それらを簡潔にまとめているので、そこを読むだけでも珠玉の価値があります。

またトレーダー達をメンタルの面からコーチしているアリ・キエフ博士の話もあり、どのようなトレーダーの考え方や性格にトレード上の問題があるか、それを修正するためにはどうしたらよいかという示唆まで記載されています。

私もたくさんのことを学びました。

特に印象に残ったのが、スティーブ・コーエンの一節。

「当時その企業と同じ業種に属する多くの企業の株が、下方圧力にさらされていた。でもその企業だけが、S&P銘柄に採用されたことから株価が上昇していた。インデックス・ファンドによる買いが一巡すれば、株価が下がるだろうと考えた。空売りした翌日、その会社は期待外れの収益報告を行い、そのトレードはホームランに化けたんだ。」

いつの将来かわかりませんが、上昇相場はいずれ終わりを迎えます。アベノミクスの終焉後、私はこのようなトレードをしているような気がします。

 

マーケットの魔術師株式編表紙

 

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しゃべりすぎた、見ないでください

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今日発売の日経マネー(リンク)7月号に、私のインタビュー記事が掲載されることになりました。

すご腕として紹介されていますが、正直、3流投資家ぶりをさらけ出しているので、お恥ずかしい限りです。

しかも、会社員としての年収やら、住まいとかのプライベートな情報も出ちゃってるので、どうしたものか・・・。

見て欲しくない所も多々ありますが、私の失態や下手くそぶりが、他山の石として、みなさんのお役にたつ所もあるかもしれません。

また、今号は個人投資家9400人の投資結果調査を集計していますので、個人的には非常に興味深く拝読しました。億万長者さんもたくさん載っており、なかなか面白かったです。

以上、恥を忍んでのお知らせでした。

日経マネー7月号表紙

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勝つ投資負けない投資

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片山晃氏(ハンドルネーム:五月)と小松原周氏の共著、「勝つ投資負けない投資」を読みました。

結論から言うと、『投資本の殿堂入り』です。素晴らしい内容でした。気持ちが奮い立ちました。

片山さんは、バイトで貯めた65万円を25億円に増やしたカリスマ個人投資家。小松原さんは、巨大ファンドを運用する現役のファンドマネジャー(機関投資家)。

それぞれの視点から書かれていますので、参考になる、というより宝のようなキーメッセージがたくさん書かれています。

片山さんの一節。

「僕にとっての投資とは、現在と未来の価値の間にあるギャップを埋める行為です。それは、変化に気付く力であり、それがもたらす未来を考え抜く発想力や想像力でもあります。この投資力の源泉となるのが、「疑問を持つ」ことです。」

小松原さんの一節。

「会社を見る上で最も重要なことは何かと問われれば、間違いなく「社長の質」と答えます。会社の業績が伸びるか伸びないかを決める要素の8割以上は、社長しだいといっても過言ではありません。」

小松原さんの言葉には、たくさんの勇気をもらいました。特に最後の第6章の「勝てる投資家のマインドセット」、そして「お金の価値と人生の価値」。

「お金の価値と人生の価値」については、小松原さんのブログ(リンク)で公開されていますので、ご紹介しておきます。

この本は、自分を奮い立たせたい時、心が折れそうになった時に繰り返し読むことになりそうです。

勝つ投資負けない投資の本表紙

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勝ち組投資家のメンタル本

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マーク・ダグラスの著書、ゾーン(勝つ相場心理学入門)を読みました。

読み手の投資レベルを選ぶ本ですが、非常に素晴らしい内容でした。表現がややこしく、難解な箇所がありますが、それを差し引いても読む価値のある本です。

投資の成績が上がらない原因の一つにメンタルがあります。メンタル面で何か問題をかかえていると、損切りすべき時に損切りできなかったり、もっとひどい場合は、エントリーの時点で損切りポイントを決めていなかったり。

なぜ、そのような心理状態になるかも理解できます。

また、兼業投資家で勝ち組だった人が、専業になった途端になぜ勝てなくなるのか。そういった点にも触れています。

この本は、「一貫した勝者となる」為のたくさんのことを教えてくれます。

おそらく投資家の習熟度によって読み取れる内容が異なると思いますが、勝ち組投資家になりたいのであれば読むことをお薦めします。

メンタルは投資スキルの一つで、極めて重要な要素です。これは、繰り返して読むべき本だと思いました。

ゾーン(本表紙)

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スーパーストック発掘法

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「私は株で200万ドル儲けた(ニコラス・ダーバス)」の21世紀版という「スーパーストック発掘法」を読みました。

著者のジェシー・スタインは、28カ月で14972%のリターン、15万ドルを680万ドルにしました。

ウィリアム・オニールの投資法が原型となっていますが、少し違います。特徴はハイリワード・ローリスクの仕掛けや、マジックラインの考え方でしょうか。

私もオニールの投資法を実践していますが、新しい発見と気付きがありました。

成長株投資をおこなっている方は、ぜひ読んでみるといいと思います。

 

スーパーストック発掘法

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